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10月26日 ピックアップのマグネット交換。 [ピックアップの話]

購入した Alnico V  マグネットを早速交換しました。

DSC_2207.JPG

もともとついていたのは Ibanez の廉価ギターにおなじみの INF2。
ちなみに、主に INF1 がフロント、INF2 がリアで使われます。

見た目は黒くてメタルっぽくて結構好きです。
しかしまぁ、安セラミックP.U.らしいキンキンした軽い音はあまり好みでありません。

S470B についていた INF も余っているので「失敗してもいいや」くらいの気持ちでピックアップ改造にチャレンジしてみました。

ピックアップのマグネット交換ってやってみたかったんですよね。
今回はリアということもあり、パワー、抜け感、両方欲しかったので、迷うことなくアルニコ5を選択。

Soundhouse にて702円(税込み)で購入。

DSC_2211.JPG

前置きはさて置き、早速分解。
蝋引きはあまり強くやっていなかったみたいで、ネジを緩めたらちょっと力を入れただけで簡単に外れました。

DSC_2212.JPG
↑ P.P.は、ポールピースの略。
マグネットがどちら側についていたのかは絶対に覚えておかなければいけません。
目印を付けて、出来れば写真におさめておきましょう。

DSC_2212_2.jpg
↑ ピックアップのマグネットは、左右ではなく、こんな風に、上下にN極とS極が分かれています。

磁石の向きが反対になると、出力の位相も反対になります。
リア単体で使う分にはあんまり大きな問題は無いかもしれませんが、フロントとミックスすると位相キャンセルされた音になってしまいます。

どっちがSでどっちがNかは分かりませんが、とにかくどっち側がポールピースについていたか覚えておきましょう。

DSC_2213.JPG
↑ で、こんな風にピタっとくっつけてみて、磁石の極性を調べます。
ポールピースに付ける方にはちゃんと目印を付けておきましょう。
念のため、マグネットの素材もメモしておきます。

今回購入した Alnico V の方が大分横が長いですね。
写真じゃ分かりませんが、厚みも、アルニコの方がほ~んの少し、薄紙一枚分だけ分厚いです。

当然ですが、縦幅は同じです。
たまに、規格と違うサイズのピックアップもあるらしいですが、その時はどうすりゃ良いんでしょうね?
運が悪かったと思ってあきらめるべきなのでしょうか?

INF は、標準サイズで問題なく交換できたので良かったです。

さぁどんどん行きましょう。

DSC_2215.JPG

今度は配線も交換しちゃいましょう。
前に使った1芯のシールド線がまだ残っているのでそれを使います。

と、その前に、ここでもまた目印を付けておくのを忘れないように。
HOT と COLD の線にきっちりと外れないようにメモを書いておきましょう。

タップ線も、必要な場合はきちんと目印を付けておきましょう。
今回はタップしないので、根元でくっつけてしまいます。
邪魔くさいので目印は付けませんでした。

DSC_2217.JPG

で、途中いろいろとありましたが、いきなり完成。
作業に夢中で写真を撮り忘れました。

くわしく知りたい人は、前回の改造記事を参照してください。

DSC_2219.JPG
↑ テープ巻きをちょっと失敗した。
まぁいいか、気にしない。

剥がれて来たらまた貼り直せば良いんだから。
何せテープはまだまだたくさん残っている。

DSC_2220.JPG
↑ 裏側。
台座の部分にしばらくハンダこてをあてて、ロウを溶かします。
ネジを締めないで逆さにしても、台座から外れなければロウが溶けた証。

ハンダこてをあてるのが怖い場合は、時間はかかるけれどもドライヤーでも良いでしょう。

ピックアップの線材がシールド線に変わって、見た目に高級感が出た。
まぁ、見えなくなっちゃう部分だけど。

DSC_2222.JPG

DSC_2221.JPG

で、一気に装着。
ギターへのハンダも完了して完成!!

音も録りました。
聞き比べ用に改造前の音も。

ギターからライン直で録音。
ケーブルは CAEJ のヤツ。
自分の持ってるケーブルでは一番素直な音が出ると思うので。
最近アコギとかベースとかでこのケーブルを良く使います。

ピックアップの高さは、とりあえず2.5~3mm弱に設定。
おいおい様子を見ながら調整します。

まずは、オープンコードを適当に。

↑ こっちが元のセラミック。

↑ こっちがアルニコVに改造後の音。

うん、改造後の方が音に深みが出た(気がする)
いや、こりゃ気のせいじゃないな。
なんかこう、響きが良くなっている。
ほんの少しだけど、確実に。
・・・・多分。。。

弾いた時は「あれっ?パワーが上がってる?」と思ったのですが、 実際に比べてみると、ほぼ同じか微妙に小さくなっていました。
面白いですね。
音の響きが良くなったからなのか、ヌケ感が良くなったのか、聴感上は音量が上がっているように感じました。

次は、12フレット付近でEmペンタトニックを適当に。ほんとうにてきとうに。

↑ 元の音

↑ 改造後

今度は、改造後の方が明らかに音量が減っていますね。
特に高音弦側が顕著に感じます。
pickupの高さを調整すれば良いかな?

音は、やっぱり改造後の方が何となく良くなった気がします。
元の方が音量はあるけれども、ペカペカと軽い感じの印象。

最後は低音弦でリフを適当に。メタラーなのでこの音が一番大事。

↑ 元の音

↑ 改造後

改造後は低音の音圧が増してい(る気がし)ます。
これは嬉しい。メタラーにはたまらなく嬉しい。

低音のパワーは改造後の方がアップしてい(る気がし)ます。

当初の予想通り、アルニコの方が低音が出て全体のパワーは若干落ちました。
それでも、マグネットが元のものよりも大きかったからでしょうか?
思っていたよりもパワー落ちしませんでした。
低音は逆にアップしているくらいでした。
これは嬉しい誤算。

セイモアダンカンのサイトには「セラミックの方がパワーが出る」 と書いてありましたが、
実際には、磁力の強さでパワーが決まるので、モノによってはアルニコの方が強くなったりもするようです。
しかし、セラミックの方が磁力のコントロールがしやすいらしいので、結果的に安くて簡単に安定してパワーのあるマグネットを作ることができるようです。

ピックアップ交換のような劇的な変化じゃないけども、元々のINFの音もそんなに嫌いじゃなかったので、お手軽に遊べたわりには良かったです。
「低音が弱くて音が軽い」っていう不満点が狙い通りに解消された(気がする)のが嬉しい。

「全然変わってないじゃん」と思う人の方が多いかもしれませんが、
自分的にはかなり満足の行く結果になりました。
弾いてる時は結構ね、「おお、全然違うじゃん」って思えるんですよ。

これが一番大事。
ギターの音なんて弾き手のテンションでいくらでも変わるので、弾いてる本人が気持ち良く感じるのがなによりも大事。

何より改造が楽しかった。
こうなると、フロントもアルニコ2に交換してみたくなりますね。
シールド線もまだまだ残ってるし。

次回は、歪んだ音を試してみましょう。本番です。


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YU-BLUES

KOVCH様

マグネット交換、お疲れさまです^^
セラミック、悪くないんですけど…なんか一味欲しい感じなんですよね?
どれが良い悪いは、完全に好みなんですけど^^;
でも、アンプ系のドライブorエフェクト系のドライブで、ノリが少し変わったかな?と、実感が…w
フロントPUの交換&歪み系の音、楽しみにしています^^
by YU-BLUES (2015-10-28 17:55) 

KOVCH

YU-BLUESさん、こんばんは。

自分もアルニコの方が好みですね。
あとで記事にしますが、歪ませた音だと違いがさらに出ますね。
かなりテンション上がりました。

狙ったとおり、低音がズンズンします^^
by KOVCH (2015-10-28 18:44) 

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