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5月8日 まずは基板作り。 [Press 'n' Peel]

さて、今回新たに作るのは

・パワーサプライ
・ビッグマフ
・パルサー の3つです。

遂に自作エフェクター者最初の夢、エレハモ系の2機種に挑戦です。
今回は初めて訪れたHPで拾ってきた設計図なのでうまくいくかどうかは分かりませんが、やってみましょう。

まずは基板作り。
press'n'peel という特殊なシートに、プリントアウトした基板パターンを印刷します。

 213801942_10[1].jpg

これはレーザープリンタのようなトナーを使ったものでないとうまく印刷できないので、近所のコンビニに行ってコピーしてきました。

印刷したpress'n'peelを適当な大きさに切って、生基板に貼り付けます。

そうしたら3分ほど、少しずつ位置を変えながらアイロンがけ。
この時、アイロンを力いっぱい押し付けるようにするとうまく基板に圧着できるそうです。

アイロンで圧着ができたら、いったん水の中に放り込んで冷まします。
手でさわれるまで冷えたら、ゆっくりとシートを剥がします。

213806507_22[1].jpg
↑パターンの圧着が終わった生基板。

どうも今回使った基板とは相性が良くないらしく、細かい擦れや余計な汚れが多かった。
それから、基板をジャストサイズで作ったら端っこの方がうまく圧着できずに切れてしまった。
両サイドの余白にも汚れができてしまった。

213811212_105[1].jpg

この時点ではケチケチせずに余裕のあるサイズで作った方が楽そうです。

切れたり、擦れてしまった部分を“レジストペン”(油性ペンでも可)で修正してから一気にエッチング。

このエッチング液は結構な劇薬らしいので取り扱いに注意が必要です。
それから、そのまま捨てると環境を破壊することになるので、しっかりと中和してから捨てる必要があります。
この、基板作りが自作エフェクターの最大の鬼門ですね。
最近では、エッチング済みの基板を売っている所もあるようです。

さて、そんな感じでしばらく様子を見ながらかき混ぜます。

213816194_11[1].jpg

エッチングが完了して基板にパターンだけが残ったら、一度水洗いしてからパーツを通す穴を開けます。

213820499_114[1].jpg 

難しいエフェクターになるほど、部品点数に比例して穴も多くなるので大変です。
今回は3ついっぺんに作ったので、最後はドリルを持つ手がつりそうになりました。
いつかは卓上ボール盤が欲しいです。

穴開けが終わったら、余白の部分をカッターで切り落としてヤスリがけです。

実はこの工程が一番辛い。
ガラスエポキシという硬い基板を使っているので、かなりの労力が必要です。
使っていたPカッターの刃も基板2~3枚で駄目になってしまいます。
紙フェノールという基板を使えば楽で良いのですが、乱暴に扱うことを前提にしたエフェクターですから、どうしても強い方が良い、という心理が働いてしまいます。
見ばえもうっすらと裏が透けて見えるので格好良いです。
どちらも音には関係がないのですが。。

エレハモ系の2つは部品数も多く、どうしても基板が大きくなってしまうので、いつものケースに合わせてかなりギリギリまで削る必要がありました。
オリジナルの機械は弁当箱みたいなケースに入っているので、仕方の無いことでしょう。

そんなこんなで出来あがったら、石鹸で洗ってから一度アルコールを塗ります。
これは消毒ではなく、パターンに付いた手の油分を除くためです。

アルコールが乾いたら、写真左上にあるフラックスを塗って完成です!
フラックスは、パターンの銅面を保護し、ハンダの付きを良くするものです。

213838440_174[1].jpg

さぁ、次はいよいよパーツのハンダ付けです!


5月10日 Power Supply作成開始。 [Power Supply]

215110908_180[1].jpg

1日間が空きましたが、今日はパーツのハンダ付けです。
ハンダは鉛の入ったものを使うので、有害です。
吸い込んだり、目に入ったりすると良くないようです。
ハンダの箱の説明には「ガンになる」なんて怖ろしい言葉が。

それから、穴あけや基板を切る時には非常に細かい屑がでます。
どちらもアルミ製とガラス製なので、これまた吸い込んだり目に入ったら大変です。

ということで、どこまで効果があるかは分かりませんが、作業中はいつも写真にあるような、花粉用のマスクと、防塵用のゴーグルを着けています。 
着けているさまは結構間抜けなので、人には見られたくない姿です。

↓そんなこんなでいよいよハンダ付け。
215111317_209[1].jpg

↓基板の穴にパーツの足をブスブスとブッ挿して裏からハンダ。
215111317_230[1].jpg

↓あまった足はニッパーで切り取ります。
215111317_89[1].jpg

写真のように、部品には+(プラス)、-(マイナス)と配置する方向が決まっているものもあります。
215111740_4[1].jpg

それから、このように、足にうっすらとサビが浮いているものもあります。
そういうときはペンチの先などでこすってサビを削り取ってあげます。
215111740_87[1].jpg

↓そして完成。
215112558_186[1].jpg

今回は部品数も少なくて、あっさりと終わりました。

ここで、もう一度パーツの配置に間違いがないか良く見直します。
全体が出来上がってからだと、基板部分を直すのは非常に大変になるので、この時点でしっかりと確認して後から修正することのないようにします。

↓ハンダを付けた裏からの写真も載せておきます。
215112558_11[1].jpg

今日はこんなところでしょうか。
明日はパーツのレイアウトの決定と、ケースの穴あけです。


5月11日 レイアウト。 [Power Supply]

ではレイアウトを考えていきましょう。
まずはケースの中にひと通り部品を並べてみます。
色々と様子をみながらレイアウトを決定。

215345229_133[1].jpg 
↑かなりギッチギチですがなんとかなりそうです。

OUTPUTは、頑張ればもう1個くらい付けれそうな気もしますが、6個にしておきました。
結果的には6個で正解でした。

レイアウトが決まったら、大まかな設計図を書きます。

215345229_254[1].jpg 
↑自分にだけ分かればよいので、本当にざっくりと。

215346409_191[1].jpg
↑穴あけにはこれらの工具を使います。
使い方は、男の子なら中学校の技術の時間にだいたい習ったでしょう。

左上のドリルに付けるダイヤモンドやすりだけは見たこと無い人がいるかもしれませんが、ただのやすりです。

215349357_142[1].jpg
↑そんで、穴あけ。今回は合計で9個あけました。
写真ではいきなり出来上がっちゃってますが、結構大変でした。
なにしろケースが小さい。端っこのほうはケースに引っかかっちゃってリーマーがうまく使えなかったので、ダイヤモンドやすりでチマチマと削りました。

穴あけたら早速配線をしていこうと思い、基板に線材をハンダ。

と、ここで問題発生。
配線を先にしてしまうと、部品が邪魔で後からLEDの固定ができなくなってしまう可能性がでてきた。
ただし、LEDのカバーは表から通すので、シールを先に貼っておかないと貼れなくなってしまいます。
あわてて作業の順番を変更することに。

表面のデザインをイラストレータで作成してシールにプリント。
シール一枚に一つだけプリントしたのではもったいないので他の2機種も同時にデザインする必要がある。
何気にこの作業が一番時間かかってるかも。

パワーサプライとパルサーは自分で適当に作ったからそれほどでもなかったが、ビッグ“モフ”の方は元ネタに合わせようと考え始めたら結構な時間がかかってしまった。
変に似せようと思うと余計に時間がかかる。

215353609_251[1].jpg
↑何とか作りあげてプリントアウト。
ついでに、以前配置を間違えて印刷してしまったFUZZのシールも作り直した。
それでも場所が余っていたので、適当に小さいシールをバラバラと置く。

このシールは結構な優れもので、印刷した後表面にコーティングができるようになっている。
日焼けや水、擦れにも強いらしい。
耐久性があるので、踏んで使うのが前提のエフェクターには嬉シール。

さてと、シールを貼り付けたらグルーガンでLEDとホルダーを固定。
215355356_216[1].jpg

↓固定後の写真。 一度解けたプラスチックが、白くなって固まります。
215355356_76[1].jpg

明日は配線をして、完成かな?


5月12日 完成。 [Power Supply]

とかいって、いきなり完成しています。
作業に熱中するあまり写真を撮るのを忘れてしまいました。

217089232_186[1].jpg

217089232_41[1].jpg
↑完成後の写真2パターンです。
INPUTとOUTPUTのジャックをとりつけて、それぞれ配線で繋ぎました。
OUTPUTは作業の簡略化と電気の伝導を良くするために、撚り線ではなく、針金のような錫メッキの単線を使いました。

ちなみに使用している線材は、撚り線の方がBELDENの8503、単線の方は同じくBELDENの8021を使用しています。
マニアの中には、すごく高価なヴィンテージの線材を使う人もいますが、まだまだ駆け出しの自分はこの線材を使っています。

少し話がそれましたが、とにかく完成。内部はかなりギッチギチです。
それでもOUTPUTは6つ付いています。

217097011_187[1].jpg
↑蓋を閉めて完成!
一緒に通販で買った極小のアダプターとともに。
(しかし、このアダプターが後に大問題を引き起こす。)

217097011_84[1].jpg
↑それにしても小さい!
赤ペンと並べた写真を見てもらえればその小ささが伝わるのではないかと思います。
自分で言うのも何ですが、これだけ小さくてギチギチになると、作業も面倒だし、修正も大変なので、市販品ではなかなか作ってくれません。
好きな大きさで作れるというのも自作エフェクターの醍醐味の一つでしょう。

さあ、それではコンセントに挿して通電のテストです。
毎回この瞬間は緊張します。

217102055_171[1].jpg
↑「うまくいってくれー」と心の中で祈りながら一気に突き挿す。

フラッシュを焚いてしまったので写真では分かりにくいですが、緑色のLEDがしっかりと光っています。
何とか成功したようです。思わず顔がニヤリとしてしまいました。

通電がうまくいったので、今度は電力の調整です。
普通、エフェクターには9vの電気を流すのですが、今回は12vのアダプターを使っています。
それを9vに落としてOUTPUTすることで、安定した電力供給を狙います。

 217106027_174[1].jpg
↑テスターで電力を測りながら、半固定抵抗をまわして調節します。

217106027_53[1].jpg
↑写真のドライバーが指している白いのが半固定抵抗です。

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↑これね。

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↑これのことです。

内部写真が格好良かったので、2枚多めに載せちゃいました。

調整が終わったので、後は蓋を閉めて完成。
↓蓋の裏には念のため絶縁用の薄いプラスチック板を貼っておきます。
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これは昔買ったブリスター入りのフィギアの箱を分解して取っておいたものです。
SPAWNフィギア、中身はとうに無くなってしまいましたが、箱だけはしっかりと役に立っています。

このプラスチック板の絶縁は、基板の裏にも貼ってあります。

さらに蓋にはエフェクタボードにくっつけるため、100円ショップで買ったマジックテープを貼りました。

217118794_182[1].jpg

さあ、パワーサプライ、これにて完成!
実際に使用したレポートは次回になります。
通販で買ったアダプターが大問題を引き起こします。


5月13日 テスト。 [Power Supply]

それでは、昨日の続きです。
ようやく完成したパワーサプライを使ってみました。

217719340_68[1].jpg 

まずは、各エフェクターに繋ぐDCコードが必要なので数本自作。
なんかジャック部分がでかくて不恰好です。
これだけ安い市販品を買ってこようと思います。

そして、試奏。

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まずは2台。問題なく電気が供給されています。
音的にも問題なし。さすがに歪み系のノイズ量はあまり変わらないようです。

217721849_171[1].jpg 

そして3台。これも問題なく動作。
このコンプは、アダプター直で繋いでいたときはうっすらと“ブーン”というノイズが聞こえていました。
で、パワーサプライを通したところ、何か、ちょっとだけ、減ったような気がしました。

で、調子に乗って弾いていたらいきなり問題発生。

しばらく弾いていたら、突然音が出なくなった。
どうも左のFUZZをONにすると音が出なくなるようだ。
原因を調べるために蓋を開けてみる。

今回、12v 1A のアダプターを使っていたのですが、
初期に作ったFUZZは、電流部のダイオードにヤワなヤツを使っていたため(650mA)ぶっ壊れてしまったようです。
試しに電池で動かしてみたところ、正常に動作したので、どうやら間違いないようです。

↓写真の赤い丸で囲んだ部品がぶっ壊れました。
217726955_249[1].jpg

まぁ、どうせ新しいシールも作り直してあったんだし、初期に作ったやつは線材もハンズで買ったしょぼいヤツだったのでいつかは変えたいな、とも思っていたし、トランジスタもびよ~んと伸びたソケットで仮止めしただけの不安定な状態だったし、調度良い機会だから、全部直しちゃおうかな。

なんて無理やり前向きな気分で修理することにしてぶっ壊れた機械を横に置き、気を取り直していろいろと試してみる。

すると今度は1980円で買った激安コーラスのLEDがぶっ飛んだ。
音は普通に出ているのでLEDだけがぶっ飛んだようだ。

217730173_211[1].jpg

BOSSのエフェクターは全然大丈夫だったので、やっぱり安物はパーツもしょぼいの使ってんのかな、なんて思っていたが、
そろそろこの辺でアダプターのヤバさにもうっすらと気づき始めています。

やっぱ安もんは駄目だな、何て考えながら更にしばらく引き続けました。

217739112_34[1].jpg 

パワーサプライを作ったので、急遽エフェクターボードを作りました。
3~4台だけ繋げる小さいのが欲しかったので。
これの製作レポートも後で番外編として載せようと思います。

ここで、試奏に飽きてきたのでラジオを付けてみると何故かノイズが酷くてまともに聞こえなくなっている。
何故だ?と思いながらアンテナを動かしてみても全然変化なし。線が抜けているわけでもない。
もしかしたら、と思いつつアダプターをコンセントから抜いてみると、いきなりラジオが聞こえだした。

ウォッ!!
こんなにノイズ出してんの?
何て思いつつラジオを消して再びギター再開。
せっかくなので音録っておこうと思いPCを立ち上げる。
エフェクターをONにしてしばらく弾いていると突然のフリーズ!
まぁこれくらいはよくあることなので、再起動。
そしてまたフリーズ。
何度やってもフリーズ。

さすがに慌てました。
もしかしてパワーサプライの製作も失敗か?
と、半ば絶望的な気持ちになりました。

試しに他のアダプターで試すと、ラジオも普通に聞こえ、駄目だったはずの激安コーラスのLEDも復活。
せっかく通販で買った極小アダプターですが、駄目だったようです。
アダプターのノイズが逆流してしまい、コンセントを伝わって家中の家電にノイズをばら撒いていたようです。

結構危険なことになっていたのでしょうか。

とりあえずパワーサプライ自体には問題ないようなので安心はしました。
代わりのアダプターは、後日ブックオフのジャンクコーナーで買いました。

ブックオフで買ったアダプターを使ってみたところ、問題なく作動。
いまのところ快調です。
300mAしかありませんが、YAMAHAのアダプターが315円で売ってました。
最初からこっち見ておけば良かったです。

DCコードの方も買ってきました。配線が大分すっきりしました。

217742161_252[1].jpg 

パワーサプライはこれにて完成です。
思ったよりも日数がかかってしまいました。
今回は、厳密に言うとエフェクターではないのかもしれませんが、あると非常に便利な機械です。
気持ち程度ですが、アダプター直よりもノイズが少ないし、
何よりも電池交換の必要がなくなるのが大きいですね。

アダプターの失敗はありましたが、今回の製作も概ね成功だったと言えるでしょう。


5月15日 ファズ直しました。 [自作エフェクタ]

ファズ直しました。

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ついでに前回ミスしたフットスイッチの穴をダイヤモンドやすりで広げてなんとか電池が入るスペースを確保しました。
シールも新しいものにして、pregainの文字が見えるようになりました。
音の変化は良くわかりませんでした。

217977490_94[1].jpg 217977490_216[1].jpg


5月16日 エフェクタボードを作った。 [エフェクタボード]

パワーサプライは完成しましたが、番外編として急遽作ったエフェクターボードの製作記事も載せておきます。

地味な工作だけど、あると非常に便利と言う点ではパワーサプライに匹敵します。
楽器用の小物って買うと意外と高く、今回作るようなサイズのでも、ちゃんとしたヤツを買うと何千円もしてしまいます。

見てくれは何でも良いというのであれば、自分好みに作れるし、お金もかからないので、オススメです。

まずは板を購入。
マジックテープを貼ることを前提にしているので、表面がツルツルした板を探す。
エフェクターを4台くらい置けるサイズがないかな、なんて思いながら近くのホームセンターへ行く。

工作室の前とかに余った木材を売ってる端材のコーナーがあります。
ここでいろいろと物色していると調度良さそうなのがありました。

218566903_229[1].jpg 
↑表面も白くてツルツルで、サイズは横がちょっと長い気もするけど大体O.k.。
思っていたよりも全然良い木があった。
値段はこの木一枚で50円。

218566903_39[1].jpg
↑その他に使った部品はこれだけです。
マジックテープと引き出しの取っ手はもともと家にあったもの。

家に帰って早速作業開始。

218569077_153[1].jpg
↑まずは大体の位置を決めて取っ手をつける穴を開けます。

218569077_33[1].jpg
↑その穴に取っ手を裏からネジで取り付け。

218569077_195[1].jpg
↑表に返してマジックテープを3本貼る。

これで完成。作業時間は20分くらい。

↓早速3部作を並べてみました。良いです。
218572854_25[1].jpg

↓逆さまにしても大丈夫です。
218572854_135[1].jpg

↓片手で持ち上げて、PCとアンプの間を行ったり来たりしています。
218572854_83[1].jpg

後日、ネジが床に擦れるのと、エフェクターを踏んだときに滑るのが嫌だったので5mm厚のゴム板を買ってきて貼り付けました。

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以上で完成です。ゴム板が200円しましたが、それでも合計250円です。
見た目は値段そこそこですが、非常に便利です。

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↑取っ手が邪魔で、右端のinputに入れるのが面倒ですが、今回は持ち運びの良さを優先しました。

何度も言いますが、便利です。コンパクトだし。
さて、基盤はもう出来てるし、部品もそろえてあるんだよな。
次のブツはいつ作り出そうかな。


5月23日 Big Muff 作成開始。 [Big Muff 風]

そろそろ次の機械を作り始めよう。
遂に、遂に、遂にエレハモを作る。
憧れのエレクトロハーモニックス。まさかこの手で作る日がこようとは。

パルサー(トレモロ)とビッグ“モフ”のどちらを作ろうか迷ったが、ビッグ“モフ”を作ることにした。
パルサーは作った人の感想を見ると、いま一つ問題がある人が多かったから。

作るのが一番大変な基盤はもう出来ているので、作り始めたら速い。

まずはパーツのハンダ付け。
最初に付けるのは、熱に強くて背も低い抵抗から。

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↑設計図を良く見ながら間違いの無いように穴にパーツを通す。

223780515_151[1].jpg
↑こちらは裏から見たところ。
今回はさすがに抵抗の量も多い。針金だらけになっている。

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↑抵抗を付けたら、次はダイオード。

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↑そして、比較的熱に強く、背も低めのセラミックコンデンサを付ける。

ダイオードは今回はソケットは使わず基盤に直接ハンダ付け。 指定通りのものを使った。

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中央と右下にそれぞれ2本のダイオードが互い違いに配置されています。
この部分で波形の山の部分をカットして、音の歪みを作るそうです。

この機械ではさらにトランジスタも使っています。
詳しくは分かりませんが、トランジスタは音を増幅するそうです。
トランジスタラジオとか、トランジスタアンプとか、聞いたことがあるかもしれません。

実際にはこんなに単純なことでは無いとは思いますが、
一度音を増幅させて、頭をカットする。
それを2段にわたって行っている。こんなイメージでしょうか。

完全に素人考えなので、当っているかどうかは分かりません。
ただ、こんなことをぼんやり考えながら作ると、より楽しくなります。


5月24日 デジカメがない。 [Big Muff 風]

家族がデジカメを持っていってしまったので、ここからは携帯の写真です。

マイラーコンデンサと、電解コンデンサのハンダ付けは撮れませんでした。
この2つは背が高いので後回しになります。

そして最後は熱に弱いトランジスタの取り付けです。
取り付けの前に、テスターで数値を測ります。
出来るだけ数値の近いものを使った方が良いようなので。

223785852_104[1].jpg
↑写真では分かり難いですが、左下の黒い部分にブッ挿して測っています。

↓計測結果がこれ。
223788573_56[1].jpg

 443~445が5つ、これはO.K.。
449もまぁ良いかな。

ただ、1つだけ455ってのがある。
うーん、どうしようかな。

7つのうち今回使うのは4つ。残りはパルサーの方に使います。
同じメーカーだからか、今回はたまたま2機種とも同じトランジスタを使っているようです。
しっかりマッチングしたトランジスタを、どちらの方に使うかで迷いました。

443と444のマッチングしたのを使えばちょうど4つです。
しかし、歪み系よりも、トレモロのような揺れ系の方がマッチングの効果は高そうなので、これはパルサーの方に使うことにしました。

使ったのは444~455の値。
それでも誤差±3%の範囲なので、良いとしましょう。

そしてハンダ付け。
トランジスタのように熱に弱い部品は、アルミで出来た洗濯ばさみみたいなヤツでパーツの足の根元をつまんで、ハンダの熱を逃がしながらハンダ付けします。

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写真では飛ばしてしまいましたが、電解コンデンサを付けるときにも一応使いました。

これでパーツのハンダ付けは終了です。


5月25日 ケースの加工。 [Big Muff 風]

次はケースの穴開け。
手書きのレイアウト図を見ながらケースに目印を書きます。

224119554_144[1].jpg 

穴あけ後に消しゴムかけをするので、ケースに直接シャーペンで書きます。
ケースにキズが付くこともありません。

できた目印に合わせてセンターポンチを打ちます。
これは電気ドリルの刃が動かないようにするためです。

224119554_140[1].jpg

↓ドリルをポンチの目印に合わせて穴を開けていきます。
 224129467_197[1].jpg

いきなり大きな刃を使っても穴は開きません。
小さな刃から1mmぐらいずつ徐々に大きな刃に替えていきます。

一番最初の穴をあける時、ドリルの刃が斜めになったりしないように真っ直ぐ持っていなければ行けません。そうしないと穴の位置が微妙にずれてしまいます。
またドリルの刃によっても多少のズレは出るようです。
俺の使っているドリルは、毎回必ずほんの少し左にズレます。

224129467_94[1].jpg
↑穴を開けたり削ったりしている時は、非常に細かい屑がたくさんでます。
飛び散ったりしないように、チラシを箱型にして敷いています。

224129467_127[1].jpg
↑ドリルでの穴あけが完了した写真。
ドリルの刃は6mmまでなので、それより大きな穴をあける場合は別の道具を使います。

ある程度までドリルで穴をあけたら、次はリーマーという道具を使って穴を拡げます。
穴の内側からグリグリと回して削っていきます。

224136544_181[1].jpg

モノによっては、微妙に誤差があったりするので、実際に部品をあてて確認しながら穴をあけていきます。

224136544_95[1].jpg

最後にヤスリであけ口をなめらかにして、穴あけ完了です。

224136544_111[1].jpg

できた穴に部品を通して一度全ての部品を配置してみます。

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かなりギリギリですが、きちんと収まっています。
あのデカいエフェクターがこのサイズになるんだと思うとワクワクしてきます。

224152233_210[1].jpg 

高さのある電解コンデンサ(金色のパーツ)は、このままだと蓋に接触してしまう可能性があるので、横に倒して曲げるなどしなければいけません。